自分が良いと思って撮った写真も、他人が見ればつまらないかもしれない。
他人に興味を持ってもらうというのは難しい事ですよね。
それでも、自分が良いと思ったものを撮っていれば、
いつか良いかもと言ってくれる人がいるかもしれない。
暗い海を眺める。瞬間でなく、ゆっくりとただ眺めている。
だから、こんな写真になってしまうのかもしれない。
富士山や江の島もいつもと違う感じになる。たまにはこういうのも良いかも。
撮影者の心が写し出されている……?
穏やかに揺れている船たち。ときには止まっているようにも見える。
波の状態によって様々な画が写し出される。
時には雲の上のような世界を見せて貰える。波の飛沫が白っぽく写し出されている。
なーんて。
長時間露光をすると思いもよらない様な写真が撮れたりします。
こうやって長時間露光の写真を並べてみるとすべてが海ですね。
海が好きなんだと思います。眺めるのが好きなんですねきっと。
だからシャッタースピードもスローになってしまうのかもしれません。
普段と違う写真を撮ろうとすると動きがあるものを撮るのが良いと考えております。
波なんてのは常に動いているわけですから、わりかしこういった写真を撮るのに適しているのかなーと思います。
植物なんかだと風を意識して撮ったら面白いかもしれませんね。
人が歩いている所を長時間露光で撮るのも面白いでしょうね。
と、いろいろ撮るシチュエーションを考えるのですが、やはりボーっとしてられる海が良いなーと振り出しに戻ってしまうわけです。
もしかすると、ボーっとしたいだけなのかもしれない。
この写真は3分間の長時間露光で撮ったものなので、その間に潮干狩りしている人たちが移動し、結果うっすらとしか写っていません。
自分としては、こういうのが面白かったりします。
友人には、幽霊が徘徊しているみたいだと言われました。
そういう感想もアリだと思います。思いがけない感想が聞けて良かった。