以前書いた記事で、猫が好きなんですと書いたのですが、
別に隠しているわけでもないので、何度でも言います。
自分は猫が好きです。
レンズの話してたのに、猫が好きですで締めくくっちゃった記事。
そんなわけで、猫を散歩しながら撮っているわけですが、
35mm、50mm、85mm、105mmと各単焦点レンズで撮っていると、
それぞれの特徴が見えて来ます。自分の好みの距離というのも分かってきます。
写真を見ながら特徴を書いていこうかと。
■35mm単焦点レンズ
35mmの画角だとけっこう距離があるなーという感じ。その分35mmは寄れます。
今回使用したAF-S NIKKOR 35mm f/1.4Gは、被写体に30cm寄れます。
f/1.8Gは更に5cm寄れて25cmまで寄れる。
なので、猫と仲良し寄っても大丈夫な関係であればおススメの距離であります。
■50mm単焦点レンズ
50mmという画角は背景も入れつつ、猫も真ん中にちょうど入る感じ。
なのですが、警戒している猫だと難しい距離感だったりします。
近づくのを嫌がる猫の場合、全く撮れなかったりします。
逆に近すぎる場合、ピントが合わなくなるので35mmのレンズの方を選んでみるのも良いと思います。(両方持っていくと吉)
■85mm単焦点レンズ
完全に猫主体、単焦点のボケを利用して背景ぼかして猫のみに焦点を当てる。
まさに猫撮りの為にあるようなレンズ……!
と言っておきつつ、人を撮るポートレートと同じ塩梅な気がしますね。。
書いてる途中で気付きました。
■105mm単焦点レンズ(マクロレンズ)
こちらは105mmなんですけど、マクロレンズの方です。
AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-EDであります
マクロレンズながらポートレートで使ってる人もいるくらいな奴です。
柔らかく写ります。f値も2.8あり明るめであるため問題ありません。
とはいえ、f1.4ほどボケが良いわけではなく、玉ボケもラグビーボールみたいになるので他の単焦点レンズとどれで撮影するかいつも迷います。
写真を見てもらえば分かりますが、この子猫、自分のことなんて眼中にありません。
その位の距離を保てるので、警戒されずに自然体なしぐさが撮れたりします。
如何だったでしょうか。
自分のお気に入りの写真を貼って解説してきましたが、
割と画角によって撮れる内容が変わってきます。
猫の機嫌なども毎度違いますし、どのレンズが良いのか毎回迷います。
それが楽しくもあり、難しさでもあり。
スナップ写真を撮るために出掛けるというときは、85mmや105mmでは長いということもありますし、都度都度レンズ交換も大変だし。
今回の記事で画角によって撮れるシーンが変わるということが、
少しでも伝わればうれしいです。